CBDやCBDグミに副作用はある?徹底調査しました。

CBDやCBDグミに副作用はあるのでしょうか?徹底調査しました。

このところ、CBDは健康ブームの中心となっていますが、とりわけ2000年代に入ってからの臨床研究におきまして、カンナビジオールの治療効果と特性が実証され、世界中の健康マニアがCBDをウェルネスサプリメントとしてアクティブに使用するようになってきました。

CBDやCBDグミとは何?子供の疾患に効果はある?

CBDやCBDグミとは、一体何でしょうか?

ここ何年かで世界的に何かと取り沙汰されているCBD(カンナビジオール)は、大麻草などから抽出されるカンナビノイドと呼称される天然成分の一つです。

大麻には精神をハイにさせる成分としてよく知られているTHC(テトラヒドロカンナビノール)というようなカンナビノイドが含有されており、日本だけに限らずたくさんの国や地域で所持であったり栽培が規制されています。

しかしながら、CBDとTHCの体内での薬理作用は全然違うため、CBDを使用しても陶酔作用または向精神作用などが出てくることはないのです。

また、CBDにはバラエティーに富んだ効果や効能があります。

CBDのバラエティーに富んだ効果や効能

CBDには、たくさんの効果や効能があります!

痛み、不安の緩和、睡眠の質の改善など日常生活をより良くするだけではなく、これまで治療が困難であるとされてきた病気などにも使われることが期待されています。

CBDは注意欠陥、多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム症候群(ASD)、社交不安障害であったり、小児の神経発達障害であったり精神障害の症状(不安・睡眠障害・集中力の欠如など)に対しての効果も注目されています。

CBDは大麻草等々の原料となる植物から取りだされた後にいろいろな製品に加工されることになります。

ココナッツオイルであったりオリーブオイル等々のキャリアオイルと取り混ぜたCBDオイルだけじゃなく、

  • CBD入り食品(エディブル)
  • CBD入りクリーム
  • バーム(トピカル)
  • CBDリキッド(ベイプ)

であったりいろいろなタイプが存在します。

今回注目するCBDグミというのは、エディブルに区分されます。

エディブルの特徴としてさしあたって、効果がもたらされるまでの時間が最大2時間ぐらいかかることが挙げられます。ひとたび消化器官を通過してからCBDが血管に吸収されることから、痛みの改善などにおいて即効性が欲しいケースでは向いていません。

また血管内に吸収されるCBDの割合も6〜20%でありまして、CBDオイルの舌下摂取の吸収率13〜35%と比べてみてもあまり多くないことがうかがえます。

こういった風に効果発現までに期間が長く掛かることや、CBDの吸収量の少なさは、その他の摂取方法と比較してデメリットが際立ったように感じるかも知れないのですが、エディブルには効果の持続時間が最長で12時間というメリットが存在します。

そして、CBDグミに関しましては、お菓子のグミのようにフルーツ味などで味付けされていることもありまして、CBDならではの風味が不得意な方でも簡単に食べられるようなっています。

また、場所を選ばずにお手間を取らせず摂取できるというメリットも見受けられます。

CBD、CBDグミには副作用はある?

CBD、CBDグミには副作用はあるのでしょうか?

CBDは副作用が起きづらく、また症状も軽度であることが殆どとされています。今までに報告されているCBDの副作用においては、下痢、口渇感、疲労感、食欲・体重の増加などです。

サプリメントとして適量のCBDを摂取している限り、あんまり副作用を心配することは必要ないですが、摂取量が増えると副作用の頻度も高くなります。

てんかんに対してEpidiolexを摂取した子供においては、1日に付きCBD10mg/kgを摂取している場合、副作用によって服薬をストップしたのは全体の3%ではありますが、1日当たりCBD20mg/kgになると12%まで増加傾向にあります。

言い換えれば、毎日いまひとつたくさんのCBDを摂り込んでも副作用が引き起こされる割合は少ないということを意味しますが、重症であるなら肝機能の低下が引き起こされることから、子供への投与はとりわけ慎重に行って、摂取後の様子をしっかりチェックしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ハーブであろうと何であろうと、私達が摂取するものは全て、何かしらの副作用のリスクがつきものですが、CBDもその例外ではありません。その一方で、CBDの使用による毒性の報告は現時点でありませんし、CBDをどれだけ使用しても、致命的な過剰摂取になるとは思われません。

まれに副作用が生じるケースがありますが、症状は一般的にいって軽度で、用量に依存し、数時間以内に消え去ることが多いです。

CBD製品の長時間にわたる影響に関する研究に関しては、現在も進行中で、当たり前のことながら、数年に亘る縦断的な研究結果を得るには時間がかかるでしょう。