CBDとCBNの違いって⁉︎CBNに期待される効果とは一体⁉︎

CBD(=カンナビジオール)は、日本初の専門店が出店されるなど、少しずつ耳にするものになってきましたが、CBN(=カンナビノール)という次世代のカンナビノイドがあるのを知っていましたか?

「横文字ばかりでなんだかわからない!」と感じる人も多いかと思いますが、CBNもCBDと同じように期待されている嬉しい効果があるんですよ!今回はCBDやCBNの違いについて解説し、それぞれの効果に迫っていきます。

CBNは日本で合法?CBDより貴重なCBNの正体とは⁉︎

CBDが合法であることは広まってきましたが、CBNも同様に日本で合法なのかということは、心配なところですよね!また、名前の似ているCBDとの効果の違いについても気になるところだと思います。

今回は、CBNが合法なのか、CBDと違うCBNの気になる正体は一体何なのかについて詳しく解説します。

ヘンプから採れる量は1%未満

CBNは、CBDと同様に三大カンナビノイドと呼ばれる大麻草から採れる成分のことです。CBNは.三大カンナビノイドの一つである、THCと呼ばれる精神作用を及ぼすカンナビノイドから抽出される成分です。

CBNは、ヘンプから採れる量が全体の1%未満であり、かなりレアなカンナビノイドなのです。

他の成分の効果を高めてくれる

CBNには、他のカンナビノイドとの相互作用があり、他の成分の効果を高めてくれる効果があります。

そのため、単体で使うのではなく他の成分と組み合わせて使用することが多い成分です。また、CBNはTHCから抽出されるのですが、THCのような精神作用をおこすことはなく安心して使用することができます。

CBDとの違いは、CBDはストレスの解消やリラックス効果などの精神の不調に対して期待できる成分ですが、CBNは、鎮痛、皮膚炎など皮膚などの疾患に期待できる成分となっています。

海外だけでなく日本も合法で使用可能

CBNは、ヘンプから1%しか採れないとても貴重な成分ですが、発見されたのは1世紀以上前になります。

もちろん日本でも合法で使用することができますよ!CBDと同様、飲料に混ぜて使うタイプのオイルだったり、電子タバコだったり、摂取できる種類は色々とあります。

最近では、CBDが広まってきたこともあり、日本でも少しずつ注目されるようになってきた成分になります。

CBNに依存性はないの⁉︎CBNが身体に与える影響とは!

CBNは、THCという精神作用を及ぼす成分から抽出された成分と効くと、「大麻のような依存性があるのではないか?」と心配するかと思います。使用する前に、不安な要素は全部確認しておきたいですよね!

“ハイ”になる効果は確認されてない

CBNは、THCと違い、精神作用を及ぼしたり、”ハイ”になるという効果は、確認されていません。

きちんとした正規店で販売されているものは、厳正なチェックのもと、しっかりTHCが分解されてできた成分のため安心して使用することができます。

また、違法薬物のような依存性も確認されていないので安心ですよ! ちなみにTHCは、違法薬物になるため購入の際は、しっかりとした正規店でTHCフリーになっていることを確認した上で購入することが絶対です!

色々な痛みの鎮痛作用に期待

CBNは、色々な痛みに対する鎮痛作用に効果が期待されている成分になります。

日本臨床カンナビノイド学会と呼ばれる、医療従事者を対象とした2015年に設立された研究学会によると、「THCの10分の1程度の精神作用があり、痛みの緩和、炎症を抑え、睡眠補助の作用が明らかとなっている」との記載があります。

出典:日本臨床カンナビノイド学会

まだ研究段階ではっきりとわからない

さまざまな効果が期待されているCBNですが、詳しい効果などは、まだ研究段階でありはっきりと全貌がわかっていません。

ヒトへの研究結果がまだまだ少ないのが現状です。ですが、マウスによる研究では、難病指定されているALS(筋萎縮性側索硬化症)の発症を遅らせることがわかっています。

また、乾癬患者に局所的にCBNを塗布することで治療に役立ったというデータもあります。

このように様々な難病の治療への効果も期待されていて、難病患者にとっては希望の成分であるといえます。海外の研究にも注目しつつ、これからの研究結果に期待が高まる成分といえることは事実ではないでしょうか!?

まとめ

まだまだ研究段階のCBNですが、身体によい影響を与えてくれる成分であることは確かです。最近では、CBDオイルにCBNが含まれているCBDオイルの販売もあります。

植物性の天然成分ですので、上手に取り入れて効果を実感できると嬉しいですよね!自分の改善したい症状を見極めたうえで、CBD主体のオイルかCBNが含まれているオイルなのか考えて使用できると良いと思います。

これからの研究に期待しつつ、日常生活に上手に取り入れていけると良いと思います。これから研究が進んで、難病治療の掛橋になる成分になってくれたら本当にありがたい話ですね!