CBDの摂取方法にはどんなタイプがある?使用方法や知っておくべき用語

CBDに対して皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?

CBDは合法で、正しい使用方法を守って素晴らしい効果を得ることが可能です。認知度も高まってきている昨今ですが、CBDの摂取方法については広く知られていません。どこか難しさを感じていたり、「CBD」という言葉だけが一人歩きしているようにも感じられます。

今回は、CBDに関心がある方が今後手に取りやすく、より効果を実感できるようにCBDの摂取方法の違いについて解説していきます。用語なども知っていると購入から使用までスムーズでにきますよ!

CBDは堅苦しそう…摂取方法までユーザーが辿り着けない理由

「CBDの摂取方法について知りたい!」という友人や知人は周りにいますか?あまり見かけないというのが実態です。なぜCBDが日常生活と身近に感じられないのでしょうか。

なぜCBDが法律的にOKなのか理解できていない

大麻は大麻取締法のもと、「大麻草」及び「その製品」が大麻として該当します。しかし、ただし書きとして、「大麻草の成熟した茎及びその製品、並びに大麻草の種子及びその製品を除く(引用:大麻取締法-厚生労働省)」とされています。つまりCBDは該当しません。

日本で販売される場合は販売可能にするため、成分分析や製造工程表などが厚生労働省や検疫所でチェックされるので問題がありません。

中毒性や依存性への不安感が先行している現状

厚生労働省では薬物乱用防止に関する情報として、大麻乱用者による告白、未成年時期からの教育として「大麻」の危険性を訴えています。もちろん薬物は危険なものです。ですが、そういった教育から連想される状態は、THC(テトラヒドロカンナビオール)によるところが大きいです。

そういった環境下において日本人は大麻という文字に対して「危険」「中毒」「依存」といったイメージを強く持つようになりました。

そのため、2021年12月の時点で株式会社PLAN-B運営メディア「エラベル」の調査では、CBDが「大麻草の種や茎から抽出した成分、またはそれを使用した製品」から「大麻草由来だから」という理由で抵抗感を抱く人が1000人中357人いたと報告しています。

参考:厚生労働省・大麻乱用者による告白

参考:エラベル・大麻由来のCBDってどんなイメージ 認知率や使用感を徹底調査!

実際にCBDを使用方法を学ぶ前に!どんな人にCBD製品が適しているのか

あくまで日本ではまだまだ「強く残るイメージ」があります。そのフィルターがあるため多くの人がCBDの使用に辿り着けません。少しほぐしていくためにはメリットや知っておくべきこともあります。

CBDの使用方法の前に!効果・効能を知ろう

  • 抗炎症作用
  • 糖尿病治療
  • 腫瘍と癌
  • 鎮痛
  • 制吐作用
  • 抗不安作用
  • アルツハイマー病

などが。CBDの治療効果、作用として挙げられています。

学術的な言葉から、現代の日々の生活に当てはまめると「ストレスの緩和」「リラックス作用」がわかりやすい部分でしょう。特に、ストレスを抱え込みやすい方にはとても良く、不安を軽減し精神疾患への対策にもなります。また美容分野でも注目されているので、女性にも手に取りやすいものです。

参考:厚生労働省・保険医療学雑誌9 カンナビジオールの治療効果とその作用機序

購入と注意点について

CBDは日本の法律において禁止成分が用いられていない合法のものですが、禁止成分が含まれた違法なものも中にはあります。CBDの使用方法以前に、まだ日本での普及が弱く、社会一般における理解度が弱いのも問題です。

THCが検出された製品などもあることから、必ず事前に知識を高め、信用性が高い出品経路を用いて購入しましょう。

参考:厚生労働省・大麻成分THCを含有する製品について

【解説】CBDの摂取方法について!知っておくべき用語は?

CBDの摂取方法を知る前に、日本でのCBDに対する認知の現状、そしてメリットや危険性について学んでおくのは重要なことです。しかし、手に取って実際に使用してみなければ自分にあっているかわかりませんよね。最後にしっかりとCBDの摂取方法を理解しましょう。

さまざまなCBDの摂取方法について

CBDの摂取方法は以下の通りです。

①吸入

…煙・水蒸気等で肺へうつす(喫煙・ベーピング)。そこからCBD成分が血中に入るため即効性が高く、効果が出る前に2~15分程度とされる

②経口摂取

…サプリメント等での摂取。効果が出るまでに約1時間程度かかる場合もあるが、持続性が長い(6〜8時間)。

③舌下

…舌下投与では口腔内粘膜からCBDを吸収させます。経口摂取とは体内への送り込み方が似ていますが、口腔内でしばらく留まらせ、血中に成分を送り込む方法。そのため効果が出るまでにも15~30分程度と早い

④局所

…皮膚炎や痛み止めとして用いる時に体の一部に直接付着させます。局所的に効果を発揮させる。

⑤経皮

…ジェル、パッチ状のものを用いる。真皮を通して血中にゆっくりと少量のCBDを吸収させることができる。効果が出るまでの時間は約30分程度だが、持続時間も長い。

上記の方法でCBDを摂取することができます。それぞれに製品の違い、効果を求める速度、効果の継続時間が違うので購入前に製品の使用方法を確認しましょう。

バイオアベイラビリティとは

CBDの摂取方法を知るにあたって覚えておきたいのが「バイオアベイラビリティ」です。これは「吸収率」を指しています。

つまり体に投与された薬物が、その薬物の量に対してどのくらい全身に循環するのか、を表しているものです。

CBDを50mg摂取してもその50mgは体内のあらゆる場所で分解され、受け取る効果は残ったものになります。あくまで人それぞれ代謝が違うので一概にはいえません。現状では経皮が吸収率が高いとされていますが、あくまで日常的なリラックス効果を求めるのであれば、自分にあったCBDの摂取方法を探すのも1つの楽しみになるはずです。

まとめ

今回はCBDの認知度が摂取方法まで辿り着かない現状や、使用すべき理由などについてみていきました。

まずは正しくCBDについて学びながら実際の摂取につなげていきましょう。

現代社会に多いストレスや睡眠障害など、そういった生活をサポートする役割がCBDには期待されます。今後の自分自身のコンディションアップに取り入れてみてはいかがでしょうか?