CBDやCBDオイルはハイになる効果がある?一日の摂取量とタイミングをまとめました。

CBD製品の販売サイト等に於いては、CBDによって長年の精神的、肉体的苦痛から解き放たれ、人生がドラマチックに改善した実話がありますが、原則的には全てのユーザーに著明な効果が現れません。この記事では、CBDやCBDオイルはハイになる効果があるのかどうかであったり、一日の摂取量とタイミングについて解説していきます。

CBDまたはCBDオイルは、ハイになる効果がある?

ハイになる効果は、研究におきまして確かめられていません。

大麻草などから取り出されるカンナビノイドに関しては、現在100種類以上発見されているのですが、その中でTHCに関してはCB1に直接作用し受容体を活性化させます。

脳であったり中枢神経系にはCB1が存在していて、脳には報酬系という名の神経回路があって、食事の摂取または成功の喜びなどによって受容体が刺激され活発化します。報酬系の活性化というのは、同一の行動を繰り返す要因となります。

報酬系はやる気や活力を引き起こしますが、報酬系で見られるCB1というのは、活性化すると陶酔作用、つまりハイになる作用を生じさせ、薬物等といった乱用であったり依存症などの契機にもなります。

これによって、THCをたっぷり摂取すると激しく興奮したり、大麻依存症の契機となったりすることがあり得ます。

THCにおいては、CBDと同じく病気の治療に効果が期待できる部分もありますが、上記で述べたような効果が望めるため、THCを使用する製品を所有する事は、いろいろな国や地域で禁止となっているのです。

CBDにはCB1を活性化する作用はなく、それとは逆に脳内のCB1を防ぎ抑制することがわかっています。このため、大麻または薬物依存症等といった治療または再発予防に効果があるとされています。

現在に至るまでの研究においては、CB1阻害薬を使用した患者がTHC成分が2.64%のマリファナを取り入れて2時間後の精神の状態をチェックしたところ、向精神症状は抑制されたのです。

現在のところ、CBDを摂り入れると体をリラックスさせる効果はありますが、ハイになる効果は確かめられていません。

日本国内ではCBD製品は違法ではありませんが、市販されている海外から輸入されたCBD製品の中においては、THCが含有されているケースもあります。

CBDはそれ単体で摂取するのと比較して、フルスペクトラム、ブロードスペクトラム等々の製法で精製された、CBDを除くカンナビノイド成分が含有されているCBDオイルの方が有効であるとされています。

ちなみに、フルスペクトラムというのは、麻に含まれる全ての成分を抽出することから、原料に含まれているTHCがそのまま混入してしまうケースがあります。フルスペクトラムのCBDオイルを買う時は、表示にお気をつけ下さい。

CBDオイルの使用方法

CBDオイルの使用方法には、色々な方法があります。

CBDオイルというのは。一般的に摂取量、消費方法、対処したい症状によって、作用するまでに数分から数時間掛かります。オイルの摂取方法に関しては、次に挙げる3つではありますが、おススメは舌下摂取で、吸収がスピーディーで効果が実感し易いでしょう。飲み込む場合や、飲み込んだ後は水等々の飲み物を利用してもOKです。

舌下摂取

舌下摂取とは、舌の下で約1分間ほど保持することにより 、口腔の毛細血管からダイレクトに血流に取り込む方法で、早く効果が出る方法で、30分より1時間以内に効果を感じることができます。

効果:2~4時間持続します。

経皮吸収

肌に塗ることで摂り入れる方法で、経皮吸収効果を感じるまで1~2時間かかります。

効果:4~6時間持続します。

経口摂取

飲みこんで消化する方法で、効き目が現れて来るまでおよそ1時間ほどかかります。肝臓で代謝されることから、生体利用効率は下がるのですが、それと引き換えに低濃度で長時間効果が持続します。

効果:4~6時間持続し、脂質の多い食事と摂ると吸収率がアップします。

一日の摂取量とタイミング

CBDによる体の反応には個人個人によって差があるので、スタート時はわずかな量のオイル1、2滴から始めてみて。満足できないと思う場合は、次の日は増やし、多いと感じたケースでは、次の日は控え目にして。毎日使用する中で、摂取量を増減させ、調子が一番良いと感じる量を探しましょう。

いつ取り入れるのが良い?

いつ取り入れるのが良いのでしょうか?

ライフスタイルや目的によって異なってきますが、実質的には、朝昼晩の3回であったり昼晩の2回に分けるのがおススメです。朝であったり昼などの摂取で眠気が気に掛かるケースや、車等々の運転や操作前の摂取は控えましょう。また、不眠解消が目的のケースでは、就寝する2時間前の1回または、就寝2時間前と直前の2回に分けましょう。

CBDの摂取量と、コンディションをあなたがご自身できちんと観察していくことが、CBDとの付き合い方のポイントになります。