CBDオイルで知っておくべきこととは?睡眠の改善に効果がある?

「CBDオイルで知っておくべきこととは?」
「CBDオイルは睡眠の改善に効果がある?」

この様な疑問をお持ちの方のために、CBDオイルで知っておくべきことや睡眠改善に効果があるかどうかについて解説します。

CBDオイルというのは、大麻草に含まれる100種類よりも多い生理活性物質(カンナビノイド)の中の1つとされるCBD(カンナビジオール)を主体として抽出したオイルになります。

カンナビノイドにおいては、これとは他にTHCとして知られる精神作用を有するものがあり、日本国内の大麻取締法で使用が認可されていません。CBDとTHCは全然別物で、THCは主として麻の葉に含まれていて、茎や種子には含有されていません。これに伴って、麻の茎と種子の使用は禁止されていません。概していえば医療用大麻というのは、CBDだけに限らずTHCが含まれていることから、日本の法律では使用することが出来ません。

カンナビノイドには、いろいろな疾患に効果が見込めることがわかっていて、抗炎症作用、抗不安作用、降圧作用、抗痙攣作用等が知られています。

こちらの話題については、更なる科学的根拠が求められていますが、先行の研究においては、CBDオイルが体の中の内在性カンナビノイドと相互作用しますので、不眠症に悩みを抱える方にとりましては、効果を発揮する自然療法である可能性が暗示されています。

カンナビジオール(CBDというのは、不眠症の治療薬として人気を誇っていて、レム睡眠を円滑化し、日中の過度な眠気を軽減します。CBDに関しては、パーキンソン病等のような神経疾患を持っている人々の睡眠障害にとりわけ効果があることが証明されています。

さらに、先行研究の結果によると、カンナビジオール(CBD)は不眠症治療に有効的な可能性があって、レム睡眠行動障害にも効果を発揮するケースもあります。

睡眠用のCBDオイルの効果とは?

睡眠用のCBDオイルを使用されたい方は、効果について覚えておきましょう。

大麻と言いますと、その作用によってリラックスすることにより眠くなったしまうのでは?という印象があるかもしれませんが、睡眠障害の治療にCBDオイルを利用することは、ただ単に眠気を感じるようになるだけじゃなく、いくらか複雑なものです。

逆に、CBDオイルということで警戒してしまう人もたくさんいるかもしれませんが、もう一度睡眠障害治療としてはどんな風な効果があるのかチェックしてみましょう。

不安神経症が原因となって睡眠障害がもたらされている方にとっては、とりわけ有効で、さらに、不安神経症または睡眠不足に悩みを抱えている72人の成人を対象とした最近の研究におきまして、その人たちの不安指数というのは最初の1カ月間で79.2%低下し、研究期間中も引き続いて減ったままだったことも明白になっています。睡眠指数も最初の1カ月間で66.7%改善して、その耐性についても問題がなかったそうです。

不眠症に関連する別の大きな要因の1つはストレスではありますが、CBDオイルはストレス反応を良化し、それゆえに、リラックス効果が期待できることも研究で明確になっているのです。 なお私は、夜CBDオイルを利用するようになってから、眠りがとても深くなって、リラックスした気分になります。

睡眠のためのCBDオイルの使用方法や注意事項

注意事項もあります。

勿論のこと、こうした新しい薬や治療薬をテストしてみる前に、必ずかかりつけの医師へ相談することは忘れないでください。

投与量につきまして、おすすめなのは、10~20mg程度の少量からスタートすることで、効果は即効性があるはずなので、その少ない量で効果が発生しているかどうであるのかを見定めることが出来るそうです。

また、CBDオイルにはバラエティーに富んだ種類がありますけれど、舌の下に数滴振り掛けて服用することが出来るチンキ剤が一番お手軽に入手できるでしょう。

CBDは、不眠が引き起こされるその他の症状を良化できる

不眠の原因にはあれやこれやとありますが、元々の原因である関節リウマチであったり発達障害等々のその他の病気の症状として不眠、睡眠障害が発生している時もあります。そのような時にも、CBDが効果を発揮するかもしれません。

CBDというのは、炎症の抑制、痛み、かゆみの緩和、精神の安定など、たくさんの効果がもたらされますので、痛みでなかなか眠れない方でも、CBDが眠れない原因である痛みを安定化させ、ピリピリした精神もリラックスさせてくれることから、安堵して就寝することが出来るでしょう。

また、ここに来て取り沙汰されている発達障害も、不眠が引き起こされる大きな要因である公表されています。

自閉症スペクトラム障害という発達障害のある子供にCBDオイルを投与しましたら、71.4%の子供の睡眠が良化したという結果が出ていて、この様に不眠、睡眠障害が引き起こされるたくさんの病気や症状に関しましても、CBDは効果が見られるのです。

その他の病気が要因となって不眠になっているケースでは、その原因となる病気の治療をすることが欠かせませんが、そういった状況でも、CBDをプラスアルファとして使うことによって、より少ない副作用でスピーディーな回復を得られるかもしれません。